雑草のように
「良い子でいよう!」
「真面目でいよう!」
「優等生でいよう!」
そしたらみんな仲良く暮らせる…
そんな幼心に、ある日突然異変が起こる
自分の身体であって
心じゃない…
動かない心
信じられない哀しみ
劣等感ばかりの思春期に起こった別の私
叔父が私の側に来て
“花屋に並ぶバラばかりが
花じゃないんだ よ。
ほら、何も無い石の下からも強く芽を出 す雑草の様に自由に生きて良 いんだよ…”
その一言に救われる思いがした
「雑草は強い!
どんな地にも根をおろす」
未だそこまでは行かぬとも
強く自由に生きて行こうと決めたあの日…