生きる
生きる事に疲れた・・・
信じていた人に裏切られ
だまされ続け
最愛の我が子のある哀しい現実
唯、泣くだけの母であった
代わってやりたくても
代われないこの「無力さ」
人はどうしてこの世に生まれるのだろう
人は何故苦しむ人を限定されてしまうんだろう人はどうして笑って暮らせないのだろう
考えれば考えるほど
溢れる涙を止めることは出来ない
生きる事に疲れた・・・
そんな時だった
普段仕事仕事と口では云い放つ夫が
黙って抱きしめてくれた
「一緒に生きよう」
その言葉を心に刻んで
地に足をつけている